社労士開業のための実務講座です。

社会保険労務士以外との仲間作り

社会保険労務士以外との仲間作り

今回は、「社会保険労務士以外の仲間作り」についてお話していきます。

メリットとして、他業種の仲間を作ることでそのノウハウを自分の仕事に活かすことができます。

社労士は、多くは事業主から依頼を受けて業務を行っています。

しかし、事業主の悩み事は、社会保険労務士の業務範囲外のものもあります。

例えば、事業主と話をしていて「今こんなことで困っている」と、相談とも世間話ともつかない話をされた時。

内容的に、明らかに社労士の守備範囲でなく他士業の範疇だったりなどで、知識もほどんどありません。

ここで、「社長、それは大変ですね」で終ることもできます。

しかしここで、「そのあたりの事情に詳しい人を知っていますので、話だけでも聞いてみますか?ご紹介しますよ」と言えたとしたら、どうでしょう。

もちろん、100%解決するとは限りませんし、専門家に依頼できない段階の可能性もあります。

ですが、解決につながりそうな方策を提示できたことで、事業主は「困った時には親身になってくれる」と思ってもらえるでしょう。

また何かあった時に「あの人に相談してみよう」と思われることもあるでしょうし、顧問契約前であれば契約に繋がる可能性もあります。

「広い人脈を持っている」ことは、それだけでも「信頼」のひとつとなるのです。


私の体験として、顧問先の事業主と世間話をしていたら「自宅と隣家の間の境界のことで揉めている」というお話が出ました。

日頃家にいない事業主としてはあまり気にしてないが、奥様から「なんとかしてくれ」とうるさく言われているとのこと。

そこで私は、知り合いの土地家屋調査士をご紹介しました。

土地家屋調査士として経験豊富なその方は、ユーモアを交えながら「境界をきちんとすること」の意味を説明してくれたため、事業主も重い腰をあげて業務を依頼され、無事に解決しました。

その結果

・奥様の悩みは消えた

・事業主は文句を言われなくなった

・土地家屋調査士は仕事の依頼が入った

・私は事業主から「紹介してくれて助かった」と感謝された

・・・という「登場人物全員が笑顔になる」ことができたのです。

ちなみに、私はこの土地家屋調査士とは交流会で知り合いました。

社労士の仕事は手続きなどのルーチンワークが多いため、業務が閉鎖的になりかねません。

積極的に他業種の仲間を作ることで、自分の業務に良い結果をもたらすことがあるのです。


事業主は、会社経営以外にも日常生活での悩みもあります。

しかし、解決に手間や費用がかかったり、解決方法を知らなかったり、それを調べるのが面倒、ということが多いです。

しかし「解決策を提示できる人物と気軽に話ができる」としたら、どうでしょう。

会社を経営する忙しい事業主ですから、自ら調べたり手続きに動き回ることは、なかなか難しいことです。

ですが、常に心のどこかにその悩みを抱えている状態になります。

私の体験談のように、その悩みの解決を手伝うことで事業主は安心して経営に打ち込めますし、それが

「社会保険労務士の仕事のひとつ」

だと私は考えています。


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