社労士事務所として独立開業後必要なこと
社労士事務所として独立開業後必要なこと
一人で事務所を開業したとしたら・・・どんなことが起こるでしょう?
私のまわりの開業された方(社労士以外でも)で、皆さん「一番のメリット」として挙げられるのは
「満員電車に乗らなくて良い」
これが一番多いです。
サラリーマン時代とは違い、出勤時間も退勤時間も自由、何をしてもしなくても、誰からもうるさく言われることはなくなります。
サラリーマンを経験した後なら尚更、「自由」が身に染みるかと思います。
しかし・・・一人で独立開業すると「何をするにしても一人」です。
社会保険労務士は、他の資格ではなくなぜこの資格を目指したのか?という質問に「人と関わることが好きだから」と答える方が多いです。
ですが・・・そんな人が頑張って資格を取り、独立開業をした結果、誰とも関わらず1日黙々と作業をして過ごす・・・なんてことも起こりえる訳です。
人と関わらないことに慣れてしまわないよう「1日最低20人と話す」なんてノルマを決めて、積極的に人に関わっていくことも大事なのです。
一人で事務所を開業したら、「自分で自分を管理する」ことが求められます。
やるべきことは、山のようにあります。
・新規開拓をはじめとした営業
・社労士としての実務
・金銭面を含めた事務所の経営
全て自分一人の責任になります。
他の誰かに相談することはできても、決断して実行するのは自分だけなのです。
では、開業するとずっと一人で寂しく仕事をし続けなければいけないのかと言うと・・・もちろんそんなことはありません。
「仲間」を作ればいいのです。
もちろん「仕事」も「仲間」も、待っていてもあちらからはやってきません。
自分から動かなければいけません。
この「仲間」は「友達」とは違います。