社労士開業のための実務講座です。

社労士事務所の場所はどこにする?

社労士事務所の場所はどこにする?

社会保険労務士として独立開業しよう!となると、本拠地となる事務所を登録しなければいけません。

さぁ、皆さんならどこにしますか?

【役所の近く?】

ハローワークや年金事務所の周囲に社労士事務所をよく見かけますが、役所の近所というのはひとつの考え方ですね。

事業主が「手続きが面倒くさいなぁ」と思いながら役所を訪れた時に「ここの事務所に手続きを頼めるかな?」と思うこともあるかもしれません。

ただし、最近はインターネットを利用するケースが多いでしょうから、そう上手くはいかないかもしれません。

【駅のそば?】

駅から近いと通勤も便利ですし、顧問先への訪問や来訪も楽になるでしょう。

しかし、駅近だと家賃の問題があります。

便利な場所は家賃が高いのは当然ですから、ならばどこの駅にするのかの検討が必要になってきます。

当然ながら賃料は毎月発生する訳ですから、現状と今後の事業状況と合わせて考えなければいけません。

では、事務所の場所選びはどのように考えれば良いのでしょうか?


役所の近くや駅のそばをご提案しましたが、「場所」がそれほど重要かと言うと、結局は「仕事のやり方」と「周りの評価」が大事だったりもします。

飲食店とは違い、私たちはインターネットなどの通信手段がありますから、場所は「さほど重要ではない」とも言えます。

ノートパソコン1台あれば、たいていの仕事はできてしまいますし、プリントやコピーもコンビニなんかでも可能です。

連絡手段は、携帯・メール・FAX・LINEなど色々ありますから、固定電話が必ず必要ということもないでしょう。

最近では「電話代行サービス」などもあるので、利用されている方も多いのではないでしょうか。


では「場所なんてどこでもいい」かと言うと、そういう訳でもなかったりします。

初めて会った方に名刺交換をします。

事務所の住所を見られて「いいところに事務所を構えていらっしゃるんですね」と言われることで、ある意味「信頼」に繋がることがあるのも確かだからです。

「いいところに事務所を構えている」

「いいところは家賃が高い」

「それなりに稼げているに違いない」

「仕事を頼んでも間違いないだろう」

こんな人間心理が働くからです。

仕事を依頼するにあたって、何を「信頼の根拠」にするかは人それぞれですが、こういったことで「安心感」を持たれる場合もあるのです。

矛盾しているお話のようですが、事務所の場所選びの際には、多角的な判断と予算との相談をしてください。


ちなみに、特別なお金もかからず、一番手軽な方法を。

【自宅を事務所にする】

ただし、オススメかというと難しい部分もあります。

単純に「事務処理作業をする場」と考えれば、自宅なら他人に書類を見られることもないですし、時間を選ばずいつでも仕事ができます。

しかし、打ち合わせをするとなると、そうはいきません。

生活感のある自宅へ、新規顧客や顧問先を招くのは難しいでしょう。

もし自分が社会保険労務士との契約を検討中の事業主だったら・・・顧問契約を結びたいとは思わないでしょう。

では、喫茶店やカフェで話をするのか?

これも、一般的な手続きに関する話ならともかく、従業員の解雇に関する話などだと、お互いに話がしづらくなります。

まわりを気にしながらでは、必要な情報が聞けない場合もあるでしょう。

一番「お手軽」ではありますが、一番「オススメ」とも言いにくい方法ではあります。


「自宅を事務所にする」方法について、お話しました。

一番お手軽な方法ではありますが、「仕事をする場」としては難しい部分もある、とお伝えしました。

お話ししたこと以外でも、女性の場合は必要な書類を郵送してもらう時に、自宅住所を知られてしまうリスクもあるかもしれません。

また、「仕事をする場」と「日々の生活を営む場」が同じだと、仕事とプライベートのメリハリをつけるのも難しいでしょう。

だったら、やはり「事務所を借りてしまえば」と思われるでしょう。

しかし、物件を探して、敷金(保証金)・礼金、毎月の家賃を支払いがあります。

金額は、立地やスペーシによって変わってくるでしょう。

事務所内の什器や備品も必要です。

これらの費用を軽減するには、どうすればいいのか。


事務所を借りる費用を軽減するために、単独で事務所を借りるのではなく、事務所スペースを確保する方法があります。

・他士業

・社労士の先輩

・知り合いの社長

これらの方々の会社スペースに間借りさせてもらう方法です。

もちろん相応の家賃を払うことにはなりますが、月額家賃が安くなるほか、コピー機などを共有させてもらえたり、単独で借りるよりはかなり費用を抑えることができるでしょう。


「シェアオフィスに入居する方法」です。

・小さな個室を借りる

・仕切られているブースを利用する

・フリーアドレス式

(使用できる机が固定ではなく、空いている場所を都度使用)

基本は大勢でスペースを共有する方法で、金額に応じて利用できる内容が違ったりします。

士業だけではなく起業する方も多く利用されているので、他の利用者との交流や情報交換ができるメリットもあります。

ただし、社会保険労務士は個人情報を取り扱い、法律によって厳重な守秘義務を課されています。

衆人環視の中で仕事をするのは情報漏洩にもつながるため、士業の事務所として登録を認められない場合もありますので、ご注意ください。


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